「異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました 概念交差のストラクチャー (カドカワBOOKS)/千月さかき」の感想

ナギは交通事故で意識を失ったが、目を覚ますと異世界に。

王様から勇者になれと言われるが、質問攻めにした挙げ句に追い出されてしまう。

元の世界ではブラックバイトなどで痛い目をしているからこそ、直感でヤバいということがわかり、情報収集のために質問攻めをしただけ。

ただ、ナギ自身が後悔をしていない感じがあるのと、情報のないままの状況にあまり不安がない感じが、今後どんなふうにやっていくのかが気になる要素になる。

王都をブラブラしていると、ゴーストと出会い、ある人物を託される。

セシルを託されたナギだが、自分のスキルを使用した結果に驚く。

セシルがチートなスキルを所有させることができるナギのスキルは有能過ぎる。

しかも、セシルはナギのことを恋慕しているから、やりとりが日に日に仲睦まじくなるから微笑ましい。

スキルがチートになったセシルだけど、可愛らしいところがあって癒される。

ナギとセシルはある教団の神官長であるリタと出会う。

ナギに対しては酷い言われようであるのに、セシルに対しては愛でるから面白い。

交渉でナギが使った言い訳がおかしなことになったから仕方がないところではある。

リタの思いは立派であるけど、教団を追放されて、ナギとセシルとともにする。

リタもセシルと同様に、ナギのスキルでチート化する。

やはり、ナギのスキルは有能過ぎる。