前回の8巻のラストの戦いが興奮したので、今回も期待していました。
やりたい放題になりつつある作品ですが、読んでいて楽しいのです。
アニメ版やコミック版も気になるところですが、今は原作を重点に読んでいきます。
今回の作品は「魔装学園H×H」の9巻の感想を書いていきます。
「魔装学園H×H(9)(角川スニーカー文庫) / 久慈 マサムネ」
あらすじ
時空津波に巻き込まれたグレイスと懲罰四剣(クアルトゥム)たちは、死と砂漠の世界に漂着した。
引用元:版元ドットコム
そこは機械神オシリスが支配する“死者の都(ネクロポリス)”。
不死のオシリスに加え、洗脳されたユリシアも立ちはだかり、絶体絶命のピンチに陥るグレイスたち。
しかし、そこに思わぬ人物が現れて!?
一方、ユリシアの洗脳を解く方法を知った傷無の手には、ロープと鞭が握られていた。
縛られた心を解き放つため、いま、時空を超えた救出ミッション「S&M」が始まる!
感想
最初から飛ばしているなと感じた。
ユリシアとオリシスの百合や傷無とユリシアのもエロかったし、バトルシーンも白熱していて興奮した。
那由多が用意した料理にアタラクシアとバトランティスの面々は不信感があるのに、マスターズの面々は食べるところが面白かった。
しかも、ガートルードは食事制限中なのに呼ばれるって可哀想すぎる。
オリシスの過去が悲しすぎます。
機械神にも過去があることは前巻のホクト戦でわかったからウルっときた。
グレイスたちはオリシスの精神支配攻撃で危機になる。が、ゼルシオーネが助けに入る。
ゼルシオーネがカッコいい。
グレイスのある一言で、懲罰四剣が反応して会話が面白かった。
アタラクシアの競技場で、シルヴィアとラグルスの模擬戦の場面は、なかなか見応えがあった。
友情が熱く感動もした。
オリシスの洗脳されたユリシアを解放するために、コアの再インストールする。
これは、凄いエロかった。
本編で語られていなかった。ゼルシオーネの再インストールが特別短編で語られている。
なぜ、本編に入れなかったんだろうと思った。
ゼルシオーネの豹変するところは可愛らしさを感じた。
読後感は興奮しっぱなし状態だった。
久慈マサムネさんの作品は「魔装学園H×H」以外は読んでいないのですが、こういったハラハラドキドキさせるシリーズが多いのだろうかと、他のシリーズも読みたいと思わされた。
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