前巻ではデイルがラティナを救うために、二の魔王、三の魔王、四の魔王、五の魔王、六の魔王、七の魔王を倒す。無双っぷりが爽快で白熱していて興奮しました。
今回の記事は「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」シリーズの6巻の感想ブログです。
あらすじ
容赦なく魔王たちを屠り続けた結果、予想外の事態はあったものの、無事にラティナをこの手に取り戻すことが出来た白金の勇者デイル。問題解決と同時に、勇者としての威厳が完全に抜け落ちた彼は、ラティナの傍を動こうとせず、離れていた時間を埋めるように、周囲が呆れるのも無視してイチャイチャ三昧の日々を満喫していた。一方、自分の選択により多くの犠牲者が出たことを悔やむラティナの前に現れた、意外な人物とは―?ラティナの両親が紡ぐ、切なくも温かな珠玉の前日譚も完全収録の、大人気アットホームファンタジー、第6幕!
引用元:Amazonより
感想
デイルのラティナに対してのイチャイチャ三昧は、離れ離れになっていた期間の反動からくるもので、この作品はこうでなくてはと思ってしまうほど。
デイルの親バカなところは、ラティナを嫁にしたことで、嫁バカになった。特に変わったところはない。
保護者から夫婦になっただけ。
それでも、2人の関係は和みます。
ラティナを溺愛しすぎるデイルの駄目っぷりは、ラティナの姉・フリソスからすると、残念勇者と見えるのは仕方ない気もする。
ラティナの「ふぇっ!」って言う癖は可愛すぎる。
妖精姫という二つ名が付けられても違和感がない。
クロイツに戻ると、リタに説教されるところは、ジーンときます。
ラティナがデイルに会う前の話は感動する。
小さい時の、フリソスとラティナがめちゃくちゃ可愛すぎる。
スマラグディに懐いている双子の姉妹は微笑ましい。
モヴの天然な行動には驚かされた。魔物と魔獣の区別を教えるために、墓地に双子の姉妹を送り出すところが。
それでも、双子の姉妹はスマラグディとモヴに愛されて育ってられていたんだなと思う。
運命が違っていたら、親子4人で仲良く暮らしていたんだろうなと思うと、胸が苦しくなる。
今後のストーリー展開が楽しみです。デイルとラティナの日常で、おおいに笑わせてくれたり、驚かされたり、感動させられるのかが。
さいごに
kindle unlimitedでは「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」シリーズは全巻読めます。