日々雑記の管理人の無月黒羽です。
1日1冊の本を読み続けています。
今は角川スニーカー文庫強化しているので、角川スニーカー文庫の作品が主になります。
今回は相野仁さんの「日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神」シリーズの4巻の感想を書いていきます。
日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神4(角川スニーカー文庫) / 相野 仁
あらすじ
帝国が誇る《八神輝(レーヴァテイン)》の一人・バルトロメウスは、強大な【魔界の民】の一角を退けた。 ギルドに赴き、エーファたち新人冒険者の成長を実感する一方で――さらなる魔界からの侵攻が予想される事態に、帝国は近隣諸国との同盟を画策する。
引用元:版元ドットコム
エルフの里へはベアーテ皇女の派遣が決まり、バルとヴィルヘミーナがその護衛に任命されるが……ベアーテの見聞を広める目的で、一行は庶民に扮し、道中の街をお忍び観光することに!?
「ありがとうバルトロメウス。一生の宝物になりそうよ」
鳥かごの皇女を思い遣る、ひとりの忠臣として。“戦神”が粋なエスコートと英断で導く、ベアーテ皇女外遊編!
感想
皇帝、宰相、重臣たち、八神輝がそろう場にて、アリアが「闇の手」について語る。が、情報不足のため決定的な決断はできていない。アリアの処遇は決まった。しかも、ミーナの進言によって。バル以外には毒舌だけどミーナは可愛いな。
リリが魔法を学びたいとミーナに言うけど、理由がアリアのためって、姉妹愛に尊さを感じた。ミーナとバルの模擬戦がカッコいい。リリに魔法を教えるためなのに、迫力があり興奮した。もう少し長くやって欲しかった。それにしても、リリが可愛い。
1巻に出ていた3人娘が再び登場した。パーティー名が『野を駆けるリス』って可愛いな。3人共がバルを慕い、懐いていて会話のやり取りが微笑ましくニヤけてしまう。最初の頃よりも冒険者として成長しているところが見られて嬉しい気持ちになりました。
レナータと『野を駆けるリス』3人娘の会話は面白かった。バルの紳士的な対応は女性をキュンとさせるよな。普通の人がバルみたいなことをすると、ギザったくなったり、女たらしみたいになりそう。
『野を駆けるリス』と『夜空の月桂樹』はソリが合わないのか合うのかわからない部分があるな。全員がバルを慕い、好意もあるから反発するだけで。それにしても、この作品に出てくるヒロインたちは魅力的で可愛いのが多いな。
ベアーテ皇女がエルフの里『シュタルク・オルドヌング』に使節団として赴くことになる。道中でミーナとベアーテのやり取りが、随伴者の気持ちを考えるとハラハラした。道中にある街で外遊したり、バルにお姫様抱っこされたり、ベアーテは自由奔放だな。
地上最強なのに弱い者のことも考え、先輩冒険者として新人育成をしているからバルはしたわれるんだろうな。というか、慕われ過ぎてるよな。それも、女性に。ミーナに、ヘレナに、イェニーに、エーファに、ニエベに、レナータに。なんだか、羨ましい限りです。
さいごに
相野仁さんのこの作品は読みやすいです。
過去作が気になるほどです。
本を読むほどにどんどん読みたい本が増えてしまいます。
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